花西子は化粧品研究開発システムの5年計画スタート、200億円以上投資

- 将来5年間の化粧品研究開発に、200億円以上を投資します。
- 「中国化粧品研究開発第一人」と名高い李慧良教授は今年、花西子のチーフサイエンティストとして入社しました。

2022年3月4日に、花西子Florasis（以下はフローラシスと呼びます）は杭州における総部に「東方美研究開発システムの5年計画」を発表しました。
今年の年明けにチーフサイエンティストとしてフローラシスに入社した李慧良教授とチーフプロダクトオフィサーの商陸は、フローラシスが長年研究開発に取り組み、現在合計120以上の特許を持ち、中国トップクラスの化粧品ブランドであると述べました。これからの5年間で、花西子は200億円を超える金額で多くの基礎研究分野に投資し、総合的で先端技術を持つ研究開発システムを構築します。

30年以上の化粧品研究開発の経験を持ち、「中国化粧品研究開発第一人」と呼ばれる李慧良教授は、フローラシスの「東方美研究開発システム」はスキンケアとメイクアップの2つ分野があり、化粧品成分の科学的な革新、中国メイクアップの研究と製品開発、原料とサプライチェーンのAI管理、高品質でエコの化粧品パッケージ材料、視覚と空間構造の研究などを含むことを明らかにした。
すべての革新的な研究と製品開発は、皮膚の特性に基づいて行われます。
フローラシスは、皮膚の生理学、生物学、生態学、漢方薬の基礎理論と応用、中国植物などに投資を続けていきます。

李教授は、今後5年間にフローラシスは世界クラスの研究開発センターを立ち上げると言いました。研究開発センターは人間生物学、細胞の生物学と組織学、伝統漢方薬の処方と新処方を研究する基礎研究能力を備え、革新的な原料、メイクアップの原料及び、人間の皮膚と化粧品原料の関係を研究し、メイクアップからスキンケアまでの総合的システムを構築し、革新的な技術を普段に使うコスメ、スキンケアへ応用します。
「花で美しくなる」というコンセプトを持つフローラシスは11ヵ処のフラワー研究センターを設立したほか、統合研究開発センターも開設しました。
センターの総面積は6,000平方メートルを超えています。視覚と空間イノベーション研究において、本センターはハイテクノロジーの3DプリントやAIデザイン設備を備えています。化粧品技術イノベーション研究において、ハイスループットスクリーニング分析・試験装置が多数設置されています。
フローラシスは今年（2022年）、最先端の研究プロジェクトに対応するために、ハードウェアをさらにアップグレードする予定です。

フローラシスは現在200名以上の研究開発チームを持っています。これからは基礎研究、応用基礎研究、また安全性・有効性評価チームをさらに充実させ、デジタル化粧品という新しい研究方向を確立します。
化粧品と肌の健康（化粧品と敏感肌、化粧品とマイクロエコロジーなどを含む）、処方分析、中国植物研究などの面に最先端の研究を行います。応用研究チームは機能性化粧品原料、配合技術をメインとして研究し、スキンケア効果のある化粧品を研究し、革新的な処方、新剤型など化粧品業界の最先端技術の探りに力を入れます。
一方、フローラシスは、既存の化粧品処方の安全性と有効性に関する評価システムを強化し、知的財産権を持ち、消費者ニーズにこたえる製品のテストと評価の基準を改善、向上し続けます。